―その時…




―バンッッッ




ドアが、開いた。




「「「「………」」」」



あたしたち4人は、そのまま固まってしまった。




あたし達だけじゃない。




他のクラスメートも、ドアに注目してる。



ドアに立ってるのは……





明るく色の抜けた金髪の男。





「俺、中村雄一っつーの。
 よろしくな♪」




その人は、不敵な笑みを浮かべてそう言った。




…怖い…




なんなの、この人…