「あちゃー。終わっちまいましたか」

「呼んでねえよ」

「なにいってんすか。総長にもしものことがあったら」

「まあ。ちょうどいい、そいつ縛ってろ」



ハルキさんがコテツくんに、物騒な指示を出す。


しば……



「了解っす! 縛ったあとは、引きずるんすか? それとも、沈めますか!」

「か、勘弁してくれ~!」

「……放置してろ」