「れおくーん!!」 なんて、廊下から聞こえる大声。 …本当に俺、入学したばっかなんだけど… そんなことを考えてたら、後ろから 薄ピンクのながい髪と、甘い匂いが。 「れおくん!入学おめでと〜!!」 なんて言いながら俺のことを後ろから抱きしめる。 「…美琴」 「ん?」