「あんなイケメンと仕事の間だけでもいつも一緒にいられるなら、私だったら毎日楽しくてしょうがないけど? 絆利にはそんな感覚ないわけ? だって、周りの男のスペック高すぎでしょ! そりゃさぁ、あかりじゃなくても反感買うよ」
「外見はその人のタイプによるでしょうよ? そもそも、親しいから反感云々って。そんなんで逆恨みされたってねぇ」
とは言え、吐き出し始めた愚痴は止まらない。
「私にはあかりと関係ない部署にいる碧子の方が羨ましい。まぁ、私は現場スタッフのバイトとして雇われてるから仕方ないんだけどさ。だからってここ来る度にいつもいつもあの子が一緒なのよ? だから雇うなら別のチームに変えて欲しいって頼んでるのに、トキさんは聞いてくれないし。私には拒否権ないから、従うしかないんだけど。生活もかかってることだし。やりづらいよ、ホント」
「年上の余裕ってのが出てんじゃない? あんたは元から落ち着いてる人間ではあるけど、若い子にしたらそういう余裕が牽制されてる気分になってんのかもよ」
「何言ってんのよ。私にあかりに勝るところが何か一つでもあると思う? 年齢からしてそうだけど、そうじゃなくても一個もないでしょ。なのにここまで徹底的に嫌われてみ? ストレスどころか、もう意味わからん!」
「外見はその人のタイプによるでしょうよ? そもそも、親しいから反感云々って。そんなんで逆恨みされたってねぇ」
とは言え、吐き出し始めた愚痴は止まらない。
「私にはあかりと関係ない部署にいる碧子の方が羨ましい。まぁ、私は現場スタッフのバイトとして雇われてるから仕方ないんだけどさ。だからってここ来る度にいつもいつもあの子が一緒なのよ? だから雇うなら別のチームに変えて欲しいって頼んでるのに、トキさんは聞いてくれないし。私には拒否権ないから、従うしかないんだけど。生活もかかってることだし。やりづらいよ、ホント」
「年上の余裕ってのが出てんじゃない? あんたは元から落ち着いてる人間ではあるけど、若い子にしたらそういう余裕が牽制されてる気分になってんのかもよ」
「何言ってんのよ。私にあかりに勝るところが何か一つでもあると思う? 年齢からしてそうだけど、そうじゃなくても一個もないでしょ。なのにここまで徹底的に嫌われてみ? ストレスどころか、もう意味わからん!」