着てみたい!世界の民族衣装&婚礼着

可愛い民族衣装と言えば、必ず登場する衣装です!

元々は南ドイツの方言で「若い娘」「お嬢さん」という意味で、そこから女性の衣装を指すようになりました。ドイツ南部からリヒテンシュタイン、オーストリアのチロル地方にかけて広く着られていて、「チロルドレス」とも呼ばれています。

パフスリーブのブラウスの体にピッタリとした胴衣を腰の部分で絞り、スカートの上にエプロンをつけるのが特徴です!パフスリーブってとっても可愛い♡

結婚式では花嫁さんが白のディアンドルを、ブライズメイドがカラフルなディアンドルを着ることが多いそうです!







主に冠婚葬祭時に着る伝統的な民族衣装です!色鮮やかな刺繍と凝った銀細工のアクセサリーが特徴的で、地域によってその細かいデザインも違ってきます。ブーナッドのデザインを見れば、どこの地域の人かわかってしまいますね!

結婚式の際は、花嫁さんは頭の上に大きな王冠が乗せられます。この王冠は花嫁の純潔を象徴していて、家族代々受け継がれていく大切なものです。代々受け継いでいくなんて、素敵ですね(*´꒳`*)

ちなみに、男性もスカートを着用します。








バレンシア地方で行われる火祭りの際に着用されます。

原型は18世紀のバレンシアの宮廷ドレスです。既成のドレスも売られているのですが、基本はオーダーメイドなんだそう。上下別々のドレスは高価なものだと絹を使い、金糸や銀糸の刺繍が入り、お値段は何と数十万円!!

ですが、色とりどりでゴージャスな宮廷ドレスは、まるでお姫様になったような気分が味わえるので気になります笑。








スコットランドの男性は、伝統行事などの際は一族に代々伝わるキルトスカートを着るという文化があります。スカートの柄であるチェックは家によってデザインは違うんだとか。

結婚式のあとのパーティーでは、花嫁さんは新郎のキルトスカートと同じチェック柄のショールを羽織ります。これは、家族の一員となったということを象徴しているそうです。

お揃いのチェック柄がとっても上品です!








西洋の結婚式で花嫁さんが着る衣装と言えば、真っ白で美しいウェディングドレスを想像する方も多いと思います。ですが、東ヨーロッパにあるマケドニアの婚礼衣装はちょっと違います!

マケドニアの花嫁さんの婚礼衣装は、シルバーとゴールドのコインが縫い付けられた華やかな赤いドレスなんです!赤いドレス……とっても豪華で素敵です♡

結婚指輪を通して新郎を見つめ、「私を歓迎してね」と伝えるのが伝統なんだそう(*´꒳`*)








常夏の国・シンガポールの民族衣装・サランケバヤの「サラン」は長いタイトスカートのことを、「ケバヤ」はVネックの襟の上着のことを言います。

豪華で繊細な刺繍が美しいこの民族衣装は、シンガポール空港の客室乗務員さんたちの制服としても着られているそうです!

飛行機に乗って民族衣装を着た客室乗務員さんを見かけたら、少しテンションが上がる気がします!民族衣装を制服に使うなんて、素敵です♡








世界的にも有名な民族衣装ですね!

細長い布からなっており、様々なスタイルで体を包み込むように纏っていきます。着る技術がないと一人では着れないんだそう……。

最も一般的なスタイルは、5m程度の長さの布をペティコートに挟みながら腰に巻き、残りの布を肩の上に回す方法です。8m程度の布を必要とする着方もあるそうで、覚えるのが大変そうですね!

結婚式の際は、花嫁さんは縁起がいいとされる赤やピンク色のサリーを着るそうです。そして、ゴージャスやアクセサリーを身につけるのですが、それが神秘的な美しさなんですよね……!!







バロン・タガログはフィリピンの男性用民族衣装で、テルノは女性用民族衣装です。主に結婚式や公式なイベントで正装として着られています。

この民族衣装が着られるようになったのはスペイン統治時代が始まりとされていて、ヨーロッパぽさもあるデザインとなっています。バナナの葉やパイナップルの葉を原料に使われているため、麻のようなハリと光沢があります。

バロン・タガログは透け感のある薄いシャツで、クリーム色の布地の胸元には同系色の繊細な刺繍が施されています。何故透けているのかと言うと、武器を持っているかそうでないかがパッと見ただけでわかるからだそう。スペイン統治時代には、武器を持っていないことを示すために着用が義務付けられていたそうです。

テルノは袖が蝶が舞うような形をしているバタフライスリーブで、スカートは足首まであるロングスカートです。胸元からスカートまで刺繍が施されており、美しく上品な衣装となっています♡

高級ホテルやカジノでは、テルノを着た従業員さんが出迎えてくれるところもあるそうですよ!
こちらの民族衣装も、名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

アオザイのアオは上衣の一種を意味する中古音で、ザイはベトナム語で「長い」を意味する形容詞です。つまり、「長い上着」という意味になります。

上衣は「チャイナカラー」と呼ばれる前合わせの立襟で、長袖の体に沿った細身の仕方てとなっています。ス、スタイルに自信がないと着るのに勇気がいりますね……。丈は足首にかかるほど長いのですが、腰骨にかかるくらいの深いスリットが側面にあるため、歩行の邪魔にはならないんだそう。下衣には上衣とは逆に直線的な裁断の長ズボンの組み合わせで仕立てます。

一部の高校や大学では、純白のアオザイを制服として採用しているところもあるそうです!日常的に着られるっていいですね♡

ベトナム旅行のお土産でも大変人気のあるアオザイですが、オーダーメイドが基本のため、購入には手間がかかるそうです。