ファミレスに着いて、パフェを注文すると、私をじーっと見つめるなな


「うん?どうしたの?」


「どうしたのじゃないわよ!で?どうなの、年下くんとは」


「年下くんって、もう!御影くんだよ」


「そうそう、その御影くんよ!どうなの?」


「どうって、何も無いよ。この前話した通りだよ」

私の言葉に肩を落とすなな


「年頃の男女が一緒に住んでて、何も起こらないわけが無いじゃない!ね?」

そう言って、目線で合図してくるけど、私の頭には?マークが浮かぶ


「本当に何も無いの?」

信じられないと頭を抱える


「普通に、弟が出来たみたいだよ。本当に良い子なの」


「はぁ〜、やっといおりと恋愛話できると思ったのにー」

ため息をつき、運ばれて来たパフェを頬張りながらそんなことを言う


私だって、、、


「私だって、恋愛したいって思う事あるんだから」


「え?あの、いおりが?」


「失礼な!私だって、したいよ。恋愛、、でも好きとかあんまり分からないんだもん」


「そうね、、まずは試すことよ!」