吹き出すような笑い声に視線を戻すと、若者がこらえきれないとでも言うように肩を震わせていた。 「オネーサン、やばっ!面白いねーあんた」 「面白い…!?」 「免許持ってまた来るわ、じゃーね」 そして綺麗に微笑むと、ヒラヒラと手を振りながら軽い足取りで支店を出て行った。 な、なんだったんだ今の…!