「嬉しい…あんまり泣かせると許さないから」

「約束は出来ません。でも、先輩を喜ばせるためなら何でもします」

「私だって…」

それからホールのケーキを切らずにスプーンでそのまま食べた。

お腹いっぱいになるまで食べた。

残りは明日食べると言って先輩が持って帰った。