いつの間にか季節は夏から秋へとかわっていった。

おばあちゃん家での生活がやっとなれてきたころ私と玲奈は保育園に通い始めた。
初めての保育園はすっごいドキドキだった。

でも私が不安なときお母さんはずっと歌をうたってくれる。

そのおかげか,不安だった保育園もすぐに慣れて楽しくなった。

けれどまだ幼い玲奈はお母さんの車からおりるのをいやがっていつもないていた。
それを見るのはなんだかとてもつらかった。