そんな私の手を取って


走り出した君


その目はなんだか子供みたいで


私はクスリと微笑んだ


太陽のように笑った君は


そのまま空へと飛び出した


羽が生えた君は天使のようで


思いはどんどん広がっていく


新しい景色を目に焼き付けて


溢れた思いを君につぶやく


その瞬間の君の笑顔は


今でも忘れられないよ


年月が経ち


歳をとった私達


変わらない笑顔がそこにはあって


すき、とまたつぶやいた