鍵を使って先に中に入る。
「おじゃましまーす...」
久しぶりの伊吹くんのお家。
忙しいのにいつも綺麗に片付いてる。
入るといつも、
大好きな匂いに包まれて幸せな気分になれるお家。
ガチャッと音がして伊吹くんが帰ってきた。
ハッとして、振り返る。
「おかえり!」
「ふっ、、ただいま、笑」
伊吹くんはそう言いながら帽子とアクセサリーを外してトレーに置いた。
なんで笑われたのかはわかんないけど。
「泊まりの準備してきたよね?お風呂いれるね?」
「...うん。」
「ちょっとだけSNSの更新したいから、時間もらっても良い?お風呂沸いたら先に入って良いからね!」
一緒にかと思ってたから、ちょっとホッとした自分がいる。
伊吹くんがちょっとだけお仕事をしている間に先に入らせてもらった。