sidi.香菜

梨沙どこだ、、、、。

私は人混みをかき分けていった。

すると

由「あーらお姉ちゃん残念ね。自分のチームのみんなに見捨てられ、両親に見捨てられ、妹にも、、見捨てられるんだからねぇ。クスクス」

梨「..........。」

香「梨沙!!!いま助け、、、ムグ」

誰かに手で口を押さえられた。

クソが!!

離せ!!!!!

そうやってもがいていると、首にナイフが突きつけられた。

櫂「使えねぇ下っ端だな。幹部くらい殺しちまえばいいんだよ。チッ」

下「すっ、すいません!!!」

千羽櫂だ。

クソっ、うちの力じゃどうも、、、、

でもどんどん首に沈み込みそうなナイフは止まってくれない。

もう意識も限界、、、、だ。

ごめん、、、、、梨、、、、、、、沙、、、、、、、。

その時、赤い炎が身をまとった。

すると櫂も熱いと言って離れていった。

私にとっては不思議と熱くなかった。

するとだんだん赤い炎しか見えなくなった。

そして、薄い赤の半透明な女の人が見えてきた。

?「はぁ〜。何やってんだか。生まれ変わった後の私は。」

香「はぁ⁉あんただれ???」

?「あんたのご先祖様だよ」

香「はぁぁぁぁぁ⁉」

?「まぇとりあえず体貸しなさい。」

香「はぁぁぁぁぁ⁉(2回目)」

真希波「私の名前は真希波。」

真希波「あんたの先祖だよ。(2回目)」

sidi.真希波

私は七菜と仲が良かった。
真希波「七菜!!今日も遊ぼ!!」
七菜「真希波ちゃん!!一緒に遊ぼ!!!」
毎日遊んだ。
毎日、、、、毎日、、、。

あの日もいつもみたいに遊んでればよかった、、、、、、。

真希波「七菜、、、?どこに行ったの?」
七菜「はい、ごめんなさい、ごめんなさい。」
蘭「チッ、娘なのに使えねぇぜ。」
蘭「死んで、償え。」
七菜「っ、、、、はい。」
ドシュッ不気味な音がすると、
七菜の白い着物が血で染まった。

七菜の気に入っていた、

着物の牡丹も、ますます赤に染まった。

二人でよく遊んだ雪も、真っ赤に染まった。

私は堪忍袋の緒が切れた。

真希波「てんめぇ!!!」

それから蘭とかいうやつに殴りかかった。
それからはあまり覚えていない。

ただ、死ぬ直前に、自分の着物も赤に染まったことだけ覚えていた。