ピキと血管が浮き出る。

澪「テメェふざけんじゃねぇよ。」

??「え〜都合上そんなこと言っていいのかなぁ。あははっ。」

そのとき、後ろからニョキッと誰かが出てきた。

梨「フゥン。た、ち、ば、じょ、うでは?どうなんだ?」

ゴッガキッ

梨「うちの部下に手ぇ出すんじゃねぇぞゴラ。」

梨沙ちゃんの黒髪が路地裏の夜と重なる。

梨「白龍、幹部。赤瀬 翔、二度はないぞ」
翔「チッ」

赤瀬は舌打ちすると、夜の街へ消えていった。

梨「二人共、大丈夫か。」