睦海を寝かしつけてから、リビングで大量の書類を前に何やら考え込んでいるそーちゃんにミルクティーを出した。

「あ、ありがと」

ニコッと笑われると…

テレが…

今だにこの笑顔に弱い私。



「あと1年って言ってたよね?」

私はそーちゃんの横に座った。

「うん、でも人の体だから、早くなる時もあるし、遅くなる時もあるし…
わかんないけどね」

そーちゃん、真剣に書類に目を通していた。

私もわからないけど横目で見てみる。

…やっぱりわからない。

「む…無理して見なくていいよ」

私を見て笑いを堪えている。

「もー、そーちゃん!」

私はそーちゃんの両頬をつねった。

「ごめんー!」

そーちゃんは私の脇腹をコチョコチョっと触って、

「アハハー!!」

今度は私が笑いすぎ。

そうこうしているうちにいつの間にかそーちゃんは私を抱き寄せていた。