「じゃあ、真由ちゃん、店番頼むわ」

最近、賢司さんと奥さんの彩子さんは二人揃って出かけることが多い。

その度に店番をするんだけど。

スタッフの人はみんな忙しそうだし、大変。

こんな感じで最近はお店に入る事が多くなった。





「そー、ちょっと…」

賢司さんと彩子さんが戻って来て、ピットで作業中のそーちゃんを手招きして事務所の奥に入って行った。

私はお茶を用意して持って行く事に。



そこで。

最悪な事態を知ることになるなんて、思いもしなかった。