「写真、いいですか?」
「サイン、いいですか?」
ファンの人が表彰式を終えたそーちゃんを取り囲む。
「片付けは俺達に任せておきな!!」
至さんがそーちゃんの肩を叩くと
「ごめん、ありがとう」
そーちゃんはホッとした様子で笑ってファンの人達と接している。
私も手伝おうとしたら
「いいよ、それよりも服、着替えておいでよ」
至さんが笑う。
「すみません」
頭を下げると
「いいよ!」
と親指を立てて笑っていた。
着替えに行こうとしたら
「真由!」
人だかりの中からそーちゃんの声が。
人の群れに近付くとファンの人達はパッ、と道を空けてくれて。
「俺達、二人の写真を撮りたいんだって」
そーちゃんの視線の先にはカメラを構えた人がニッコリ笑って頷いていた。
「門真さんといえば、やっぱり奥さんも一緒じゃないと…」
誰かがそう言うとみんなが頷く。
そして笑い声も。
「えっ、そんなイメージがあるんですか?」
ちょっと照れながら目の前の人に聞くと
「だって、いつも隣にいるし、何より…」
フフッ、とその人は笑って
「門真さん、結婚してから勝つようになったし、奥さんのおかげもあるよ、きっと」
「サイン、いいですか?」
ファンの人が表彰式を終えたそーちゃんを取り囲む。
「片付けは俺達に任せておきな!!」
至さんがそーちゃんの肩を叩くと
「ごめん、ありがとう」
そーちゃんはホッとした様子で笑ってファンの人達と接している。
私も手伝おうとしたら
「いいよ、それよりも服、着替えておいでよ」
至さんが笑う。
「すみません」
頭を下げると
「いいよ!」
と親指を立てて笑っていた。
着替えに行こうとしたら
「真由!」
人だかりの中からそーちゃんの声が。
人の群れに近付くとファンの人達はパッ、と道を空けてくれて。
「俺達、二人の写真を撮りたいんだって」
そーちゃんの視線の先にはカメラを構えた人がニッコリ笑って頷いていた。
「門真さんといえば、やっぱり奥さんも一緒じゃないと…」
誰かがそう言うとみんなが頷く。
そして笑い声も。
「えっ、そんなイメージがあるんですか?」
ちょっと照れながら目の前の人に聞くと
「だって、いつも隣にいるし、何より…」
フフッ、とその人は笑って
「門真さん、結婚してから勝つようになったし、奥さんのおかげもあるよ、きっと」