「立川さん、姫というのはね?」

「俺たちが命懸けで守りたい女の子のことなんだ、俺たちと一緒にいることで立川さんが危険な目にあうかもしれないんだ、だから俺たちが立川さんを守りたいんだ、だから姫になってくれるか?」

立川さんはしばらく考えたあと、こう言った

「本当に私でいいの?」

そんなの決まってる

俺たちは

「立川さんがいいんだ」

もう一度悩むと

「わかった!いいよ!」

そういえばたまに放課後何してんだ?

「放課後、用事がなかったら、白鷹楼に連れてくるけどいい?」

津埜田と合わせないようにするためだけど、

白鷹楼にいたら嫌でも津埜田に会っちまうか

それでもいい