「いつ寝たの?」
「………12時半過ぎだ。勝手に寝やがって」
顔を動かしてベッドサイドにあるデジタル時計に向けると3時半を過ぎたところだった。
翔太の右手がうつ伏せになったあたしの右肩を掴むと、力任せに引き寄せられた。
あまりの強さにびっくりして、ぱちくりと翔太を見上げた。
驚いてるあたしになんの注意を払わないまま、顎を掴まれて顔を強引に向かされると口が塞がれた。
怒ってる、の?
「ごめんなさい。だって、翔太が気難しそうな顔してたんだもの」
早口で謝って恐る恐る顔を見上げると、悪戯っぽく笑ってた。どうみても怒ってるように見えなかった。
元から近かった距離が、背中に回された腕によってもっと近づいた。
「………12時半過ぎだ。勝手に寝やがって」
顔を動かしてベッドサイドにあるデジタル時計に向けると3時半を過ぎたところだった。
翔太の右手がうつ伏せになったあたしの右肩を掴むと、力任せに引き寄せられた。
あまりの強さにびっくりして、ぱちくりと翔太を見上げた。
驚いてるあたしになんの注意を払わないまま、顎を掴まれて顔を強引に向かされると口が塞がれた。
怒ってる、の?
「ごめんなさい。だって、翔太が気難しそうな顔してたんだもの」
早口で謝って恐る恐る顔を見上げると、悪戯っぽく笑ってた。どうみても怒ってるように見えなかった。
元から近かった距離が、背中に回された腕によってもっと近づいた。