次の日。

「舞香ーっ! 待ったー?」
「ううんッ! 今来たばっかだよ~」
「よかったー、じゃ、行こっかー」

今日は体育祭の打ち上げが学校であるので、アイコとレミと待ち合わせして、一緒に学校へ向かった。

「あんまり人いないね~」
「メインは夕方から夜だからね~」

キャンプファイヤーが行われるらしい夜までは、あまり人がいない。
自由参加だから、時間もバラバラみたい。

「と・こ・ろ・で」

いきなりアイコが、あたしの顔をのぞき込んでくる。