ばふっ…──
あたしは自分のベッドに飛び込んだ。
あぁ…あたしは何やってるんだぁ…??
「はぁ~…」
あたしはため息をつき、赤と白のストライプの枕に顔をうずめる。

コンコンッ…
すると、ドアをノックする音が聞こえる。
「何よぉ…誰??」
あたしは少しイライラしながら、ベッドから降りてドアを開ける。
「おわっ」
あたしが開けたドアに、前に居た隼人の顔面が直撃する。
「何すんだよ! 痛ってーんだよっ!!」
隼人はおでこをおさえながら言う。
「ごめんっ! てか、隼人がそこに立ってるから駄目なんじゃん!」
「…まぁ? それもそうだけど…??」
しらじらしく言う隼人。
相変わらずむかつく。
「それはそうと、あたしの部屋に何の用!?」
あたしはムスッとした顔で言う。
一人になりたかったのに。