私は一切人が来る気配がない事に違和感を覚えながら撫子と色々話した。
(私(七つの大罪で魔族神)を召喚したというのに誰も様子を見に来ないのはおかしいな?私(憤怒)の事が恐ろしいからだとしても、憤怒である私を怒らせる様な事はもっと恐ろしいと思っているはずだと思うのだが、、、少し様子をみるか)
「憤怒?」
「いや、何でもない。ここにお前が喚ばれた本当の役目は分かったか?」
「うん、勇者の回復者として勇者の心と体を癒す役目で勇者と一緒に魔生王を倒す旅に着いて行くだよね?」
「ああ、そうだ。それと異なる世界の者を喚ぶ時は一方通行で、残念ながらその者の世界に還す事は出来ない」
「やっぱり、、、あのくそジジイの態度で何となく分かってた。けど、、、あの勇者さんに協力するならそれは良いけど、、、勇者さんは嫌がらないかな?」
撫子は少し頬を赤らめてそう言った。
(、、、この反応まさか)
「勇者は聖の塊みたいなモノだ。人をそうそう嫌う事はない。それと撫子」
「そうなんだ。なに?」
「お前、勇者に惚れたのか?」
「え!なんで?まさか態度に出てた?」
「やはりそうか、、、まぁ、態度に分かりやすいほど出ていたから気をつけろ」
「うわ、、マジか、、、気をつける」
「だが、一瞬しか会って居ないのに惚れたのか、、、一目惚れというやつか?」
「うん、、、けど多分それだけじゃなくて、初めてこの世界でちゃんと私を見てくれたからかな?まぁ、理屈じゃないんだけどね?」
「そうか、、、そうだ撫子、私の秘密を教えてやろう」
「へ?なんで急に?」
撫子は驚いた顔をしながらこっちを真っ直ぐ見た。
(異なる世界の者といっても本能的に普通は私を畏れるはずなのだが、、、)
「お前が私に少し似ているのと、、、そうやって私を真っ直ぐ見つめてくれるからだな」
「あ、ごめん。いつもは人の目を見て話すのは苦手なんだけど憤怒は何か平気で、、嫌じゃない?」
「ははっ、私にとっては新鮮で少し、、、いや、かなり嬉しい事だぞ?私は兄弟達以外のほとんど全てのモノに畏れられていると言っただろう?」
「あ、、」
「私の姿を見たモノは畏れ過ぎて気絶するか、その場を去るからな。真っ直ぐ私を見るモノは兄弟達以外はあまり居ない」
「、、、、それで秘密って?」
撫子は本当に私にとって好ましい子だ。
慰める事も同情する事もなく何故?と聞く事もないのは私にとってとても心地良かった。
(この子は秘密だと言えば絶対に言わないだろうな)
「私には好きな者が居る」
「好きな人」
「それは私の兄弟達の恋人だ」
「へ?複数人と付き合ってるの?」
「ああ、魔界では複数と付き合うのは特に罪ではない。お互いが納得しているなら特に問題ない事なんだ」
「そうなんだ?って、兄弟達の恋人!?」
「ああ、、、魔界の王、魔王だ」
「魔王!あ、この世界では悪い人ではないんだよね?けど、魔王か、、、しかも兄弟達の恋人」
「ああ、兄弟達も知らない私の秘密だ」
「魔王さんはやっぱり美人なんですか?」
「美人?、、、まぁ、顔立ちは美人だな」
「へぇ、やっぱり綺麗な女の人なんだ」
「ん?、、、ああ、そうか。撫子、魔王は男だ」
「へあ?え?男の人が好きなの?いや、私そういうのに偏見ないけど」
「、、、もう一つ教えてやろう」
何も知らないので誤解するのも仕方ないが、このままなのは少し面白くない様な気がしたので、私達兄弟達の性別の事を教える。
「私達兄弟は元々男にも女にも性別を変えられる。なので男女どちらを好きになっても特に問題ないんだ」
「そうなんだ、、、ん?なら元々の性別は?無いの?」
「いや、性別が無いのは一番上の兄弟だけで他の兄弟と私は元々の性別はあるぞ」
「なら憤怒は元々男なの?女なの?」
「私は女だ。男の姿で居るのは私のイメージが男だからイメージを壊さない様に男になっているだけだ」
「なら女の姿に、、、本当の姿になれる?見てみたいんだけど、、、嫌ならいいんだよ?」
「本当の姿になるとこの世界に影響があるが、、、本当の姿に近い姿にならなれるぞ?それで良いか?」
「うん!」
私は本来の姿に近い人間の女の姿に変わった。
撫子視点
憤怒は女の人の姿に一瞬で変わったけど、その姿を見て私は呆然とするしかなかった。
私の前に居る女の子は優しそうで穏やかそうな雰囲気がある言葉に出来ないくらいの美人さんがいた。
(、、、、これが言葉に出来ないほどの美人、、、)
「撫子?、、、変か?女の姿を見た事があるのは兄弟だけだから他の者にはどう見えるか分からないのだが、、」
「ほぇ!?変?え?憤怒が?、、いや!それは無いから!絶対変じゃないから!変とか言った人は目がおかしいから!言葉に出来ないほどの美人さんだから!」
「そ、そうか」
あまりの私の勢いに驚いたのか少しビックリしていたが、そんな姿も可愛らしかった。
「憤怒は凄い綺麗なんだね!」
「そうか?男の姿の時とそんなに変わらないはずなんだが」
「え?そうなの?、、、男の姿の時は不敵そうにしてたから分からなかったのかな?」
「まぁ、良い。それより誰か来ても良いように男の姿に戻るぞ?」
そう言って憤怒は男の姿に戻った。
(、、、確かに雰囲気と表情で騙されるけど女の姿の時と顔立ちは似かよってる、、、綺麗な人。でもなんで男の姿の時は不敵そうに笑ってるんだろう?)
「憤怒はなんで男の姿の時は不敵そうに笑ってるの?なんか雰囲気も違うし」
「そうか?、、、雰囲気は分からないが不敵に笑うのは癖みたいなものだな」
「癖?」
「兄弟達の前以外では男の姿なんだ、、、つまり魔王の前でもな」
「魔王の前でも、、、でもなんで不敵そうに笑ってるの?」
「魔王は私が嫌いだから私を見ると不愉快そうな顔をして私を睨み付けるのだ」
「え?、、、嫌い?へ?、、、えっと、、、つまり憤怒は好きな人に嫌われてるって事?」
「そうだ。それで私が傷ついた顔をしたらもっと不愉快だろう?それに、、、」
「、、、えっ、、と、つまり好きな人に不愉快な思いをさせたくないから傷ついた顔の代わりに不敵な顔で笑ってるの?」
「それもあるんだが、、、一番の問題は私の兄弟達だ」
「兄弟?もしかして仲悪いの?傷ついた顔を見て笑われるとか?」
「まだ、その方が良いな。私は憤怒を司る七つの大罪であり、七つの大罪の中では一番年下、、、つまり末っ子っという事だ」
憤怒は兄弟との仲を何も言わなかったが多分、、いや、絶対に仲が良いのだろう。
(しかも末っ子って事はとても可愛がられてそう、、、溺愛されてるのかな?なら、そんな憤怒が傷ついた顔したら、、、想像するだけでも怖いんだけど)
「あの、つまり、憤怒達兄弟は仲がとてもとても良く、一番年下の末っ子の憤怒は特に溺愛されるレベルで可愛がられてるって事?」
「ん?よくさっきの言葉だけでそこまで分かったな?だが、そうだ。つまり末っ子の私が傷ついた顔をしていたら兄弟達がどんな事をしてもその原因を探りだし報復 (で終われば良い方だな)するだろう。恋人の魔王相手でも少しだけは手加減するだろうが、、、」
「あ~、、うん、何となく分かったから大丈夫だよ。つまり不敵な笑みは傷ついた顔を隠す仮面であり、他人が憤怒に近づいて傷つかないない様にする為の憤怒の精一杯の守り方って事でしょ?」
私がそう言うと憤怒は驚いた顔をした後にふんわりと聞こえそうなほど優しく穏やかな顔で笑った。
(あ、、、綺麗ぇ、、、この顔ならさっきの女の姿の時と同じ人なんだなって分かる)
「私の事をそんな風に分かってくれる者は今まで誰も居なかったから嬉しい。ありがとう、撫子。とても嬉しい気分だ」
「、、、あ、その、こんなの普通だと思うよ?私の国ではこの話を何となく分かる人はたくさんいると思うよ?けど、、、お礼を言われるのは嬉しいな。友達みたい」
「友達?、、、友達とはこんな感じの者の事を言うのか?」
「へ?いや、友達は色々な感じがあるけど、、、その子が好きで、もっとその子の事を知りたいと思ったら、友達になりたいって事なんじゃないかな?多分」
「そうなのか?私は友達という者は居なかったからな、、、撫子の言う事が本当なら私は撫子と友達というモノになりたいんだが、、、嫌か?」
憤怒が少し悲しそうな顔をしながら私にそう聞いてきた。
(なにその顔!なにその顔!さっき美しい微笑みのあと直ぐに不敵な顔に戻ってたのに!ッ~、、!くっ、、、クッソカワイイ!)
「全然嫌じゃないよ!凄い嬉しいよ!私も憤怒と友達になりたいもん!友達になろう?」
「そうか、、、ふふっ、、なら撫子は私にとって初めての友達だ」
「私にとってもこの世界に来て初めての友達だよ」
「初めて同士か、、、ハハ、嬉しいな。よろしく、撫子」
「こちらこそよろしく、憤怒」
私はこの世界に来て初めての友達が出来た。
(こんな優しくて可愛らしい憤怒の事を怖がって畏れてるなんてもったいない!けど、こんな可愛いところを知られるのはそれはそれで何だかモヤッてするんだよね、、、まぁ、良いか!憤怒が居るならどんな事が合ってもこの世界で頑張っていけそうだもんね!)
(私(七つの大罪で魔族神)を召喚したというのに誰も様子を見に来ないのはおかしいな?私(憤怒)の事が恐ろしいからだとしても、憤怒である私を怒らせる様な事はもっと恐ろしいと思っているはずだと思うのだが、、、少し様子をみるか)
「憤怒?」
「いや、何でもない。ここにお前が喚ばれた本当の役目は分かったか?」
「うん、勇者の回復者として勇者の心と体を癒す役目で勇者と一緒に魔生王を倒す旅に着いて行くだよね?」
「ああ、そうだ。それと異なる世界の者を喚ぶ時は一方通行で、残念ながらその者の世界に還す事は出来ない」
「やっぱり、、、あのくそジジイの態度で何となく分かってた。けど、、、あの勇者さんに協力するならそれは良いけど、、、勇者さんは嫌がらないかな?」
撫子は少し頬を赤らめてそう言った。
(、、、この反応まさか)
「勇者は聖の塊みたいなモノだ。人をそうそう嫌う事はない。それと撫子」
「そうなんだ。なに?」
「お前、勇者に惚れたのか?」
「え!なんで?まさか態度に出てた?」
「やはりそうか、、、まぁ、態度に分かりやすいほど出ていたから気をつけろ」
「うわ、、マジか、、、気をつける」
「だが、一瞬しか会って居ないのに惚れたのか、、、一目惚れというやつか?」
「うん、、、けど多分それだけじゃなくて、初めてこの世界でちゃんと私を見てくれたからかな?まぁ、理屈じゃないんだけどね?」
「そうか、、、そうだ撫子、私の秘密を教えてやろう」
「へ?なんで急に?」
撫子は驚いた顔をしながらこっちを真っ直ぐ見た。
(異なる世界の者といっても本能的に普通は私を畏れるはずなのだが、、、)
「お前が私に少し似ているのと、、、そうやって私を真っ直ぐ見つめてくれるからだな」
「あ、ごめん。いつもは人の目を見て話すのは苦手なんだけど憤怒は何か平気で、、嫌じゃない?」
「ははっ、私にとっては新鮮で少し、、、いや、かなり嬉しい事だぞ?私は兄弟達以外のほとんど全てのモノに畏れられていると言っただろう?」
「あ、、」
「私の姿を見たモノは畏れ過ぎて気絶するか、その場を去るからな。真っ直ぐ私を見るモノは兄弟達以外はあまり居ない」
「、、、、それで秘密って?」
撫子は本当に私にとって好ましい子だ。
慰める事も同情する事もなく何故?と聞く事もないのは私にとってとても心地良かった。
(この子は秘密だと言えば絶対に言わないだろうな)
「私には好きな者が居る」
「好きな人」
「それは私の兄弟達の恋人だ」
「へ?複数人と付き合ってるの?」
「ああ、魔界では複数と付き合うのは特に罪ではない。お互いが納得しているなら特に問題ない事なんだ」
「そうなんだ?って、兄弟達の恋人!?」
「ああ、、、魔界の王、魔王だ」
「魔王!あ、この世界では悪い人ではないんだよね?けど、魔王か、、、しかも兄弟達の恋人」
「ああ、兄弟達も知らない私の秘密だ」
「魔王さんはやっぱり美人なんですか?」
「美人?、、、まぁ、顔立ちは美人だな」
「へぇ、やっぱり綺麗な女の人なんだ」
「ん?、、、ああ、そうか。撫子、魔王は男だ」
「へあ?え?男の人が好きなの?いや、私そういうのに偏見ないけど」
「、、、もう一つ教えてやろう」
何も知らないので誤解するのも仕方ないが、このままなのは少し面白くない様な気がしたので、私達兄弟達の性別の事を教える。
「私達兄弟は元々男にも女にも性別を変えられる。なので男女どちらを好きになっても特に問題ないんだ」
「そうなんだ、、、ん?なら元々の性別は?無いの?」
「いや、性別が無いのは一番上の兄弟だけで他の兄弟と私は元々の性別はあるぞ」
「なら憤怒は元々男なの?女なの?」
「私は女だ。男の姿で居るのは私のイメージが男だからイメージを壊さない様に男になっているだけだ」
「なら女の姿に、、、本当の姿になれる?見てみたいんだけど、、、嫌ならいいんだよ?」
「本当の姿になるとこの世界に影響があるが、、、本当の姿に近い姿にならなれるぞ?それで良いか?」
「うん!」
私は本来の姿に近い人間の女の姿に変わった。
撫子視点
憤怒は女の人の姿に一瞬で変わったけど、その姿を見て私は呆然とするしかなかった。
私の前に居る女の子は優しそうで穏やかそうな雰囲気がある言葉に出来ないくらいの美人さんがいた。
(、、、、これが言葉に出来ないほどの美人、、、)
「撫子?、、、変か?女の姿を見た事があるのは兄弟だけだから他の者にはどう見えるか分からないのだが、、」
「ほぇ!?変?え?憤怒が?、、いや!それは無いから!絶対変じゃないから!変とか言った人は目がおかしいから!言葉に出来ないほどの美人さんだから!」
「そ、そうか」
あまりの私の勢いに驚いたのか少しビックリしていたが、そんな姿も可愛らしかった。
「憤怒は凄い綺麗なんだね!」
「そうか?男の姿の時とそんなに変わらないはずなんだが」
「え?そうなの?、、、男の姿の時は不敵そうにしてたから分からなかったのかな?」
「まぁ、良い。それより誰か来ても良いように男の姿に戻るぞ?」
そう言って憤怒は男の姿に戻った。
(、、、確かに雰囲気と表情で騙されるけど女の姿の時と顔立ちは似かよってる、、、綺麗な人。でもなんで男の姿の時は不敵そうに笑ってるんだろう?)
「憤怒はなんで男の姿の時は不敵そうに笑ってるの?なんか雰囲気も違うし」
「そうか?、、、雰囲気は分からないが不敵に笑うのは癖みたいなものだな」
「癖?」
「兄弟達の前以外では男の姿なんだ、、、つまり魔王の前でもな」
「魔王の前でも、、、でもなんで不敵そうに笑ってるの?」
「魔王は私が嫌いだから私を見ると不愉快そうな顔をして私を睨み付けるのだ」
「え?、、、嫌い?へ?、、、えっと、、、つまり憤怒は好きな人に嫌われてるって事?」
「そうだ。それで私が傷ついた顔をしたらもっと不愉快だろう?それに、、、」
「、、、えっ、、と、つまり好きな人に不愉快な思いをさせたくないから傷ついた顔の代わりに不敵な顔で笑ってるの?」
「それもあるんだが、、、一番の問題は私の兄弟達だ」
「兄弟?もしかして仲悪いの?傷ついた顔を見て笑われるとか?」
「まだ、その方が良いな。私は憤怒を司る七つの大罪であり、七つの大罪の中では一番年下、、、つまり末っ子っという事だ」
憤怒は兄弟との仲を何も言わなかったが多分、、いや、絶対に仲が良いのだろう。
(しかも末っ子って事はとても可愛がられてそう、、、溺愛されてるのかな?なら、そんな憤怒が傷ついた顔したら、、、想像するだけでも怖いんだけど)
「あの、つまり、憤怒達兄弟は仲がとてもとても良く、一番年下の末っ子の憤怒は特に溺愛されるレベルで可愛がられてるって事?」
「ん?よくさっきの言葉だけでそこまで分かったな?だが、そうだ。つまり末っ子の私が傷ついた顔をしていたら兄弟達がどんな事をしてもその原因を探りだし報復 (で終われば良い方だな)するだろう。恋人の魔王相手でも少しだけは手加減するだろうが、、、」
「あ~、、うん、何となく分かったから大丈夫だよ。つまり不敵な笑みは傷ついた顔を隠す仮面であり、他人が憤怒に近づいて傷つかないない様にする為の憤怒の精一杯の守り方って事でしょ?」
私がそう言うと憤怒は驚いた顔をした後にふんわりと聞こえそうなほど優しく穏やかな顔で笑った。
(あ、、、綺麗ぇ、、、この顔ならさっきの女の姿の時と同じ人なんだなって分かる)
「私の事をそんな風に分かってくれる者は今まで誰も居なかったから嬉しい。ありがとう、撫子。とても嬉しい気分だ」
「、、、あ、その、こんなの普通だと思うよ?私の国ではこの話を何となく分かる人はたくさんいると思うよ?けど、、、お礼を言われるのは嬉しいな。友達みたい」
「友達?、、、友達とはこんな感じの者の事を言うのか?」
「へ?いや、友達は色々な感じがあるけど、、、その子が好きで、もっとその子の事を知りたいと思ったら、友達になりたいって事なんじゃないかな?多分」
「そうなのか?私は友達という者は居なかったからな、、、撫子の言う事が本当なら私は撫子と友達というモノになりたいんだが、、、嫌か?」
憤怒が少し悲しそうな顔をしながら私にそう聞いてきた。
(なにその顔!なにその顔!さっき美しい微笑みのあと直ぐに不敵な顔に戻ってたのに!ッ~、、!くっ、、、クッソカワイイ!)
「全然嫌じゃないよ!凄い嬉しいよ!私も憤怒と友達になりたいもん!友達になろう?」
「そうか、、、ふふっ、、なら撫子は私にとって初めての友達だ」
「私にとってもこの世界に来て初めての友達だよ」
「初めて同士か、、、ハハ、嬉しいな。よろしく、撫子」
「こちらこそよろしく、憤怒」
私はこの世界に来て初めての友達が出来た。
(こんな優しくて可愛らしい憤怒の事を怖がって畏れてるなんてもったいない!けど、こんな可愛いところを知られるのはそれはそれで何だかモヤッてするんだよね、、、まぁ、良いか!憤怒が居るならどんな事が合ってもこの世界で頑張っていけそうだもんね!)