「ねぇ、華大丈夫?さっきからすごい顔色悪いけど」

「ごめん。実弘、限界でちょっと無理かも」

実弘に伝えた瞬間体の力が抜ける気がした。

「あぶね、華我慢しすぎ。俺が支えるから俺に体任せて」

そのまま実弘に体を任せる。

実弘がいなかったら倒れてるそのレベルだった。

私は体を全部実弘にもたれる感じで任せて、目をつぶることにした。

「華大丈夫?あと半分くらいだから」

「うん。ありがとう......」

そんな声をうっすら聞きながらそのまま眠りについた。