両手で顔を優しく挟まれ、キスされる。 「ねぇ、依里。君は俺のでしょ?」 「もちろんです。晴人さん以外に私を欲してくれる人はいません」 「うん。いい子。君はこの先もずっと、俺だけのものだから」 晴人さんは椅子に戻り、残りの仕事を片付ける。 食事は聞いていた通り、とても美味しかった。 「美味しかったね」