「悪い子。仕事の電話中に俺を物欲しそうな目で見つめてくるんだから」

「そ、そんな目で見てないですっ///」

「ふぅん、無自覚なんだ。余計にダメだよ。

他の男をあんな目で見るかもしれないんだからね」

晴人さんは私の首を撫でる。

「無自覚に他の男を誘うなんて、考えただけで虫唾が走る」

「は、晴人さん?」

「可愛い依里は、俺だけのものだよ」