レストランの奥にある個室に案内される。

「失礼いたします。お連れ様がお見えです」

「どうぞ」

店員さんが扉を開けてくれる。

中に入ると、晴人さんは仕事をしていたようだ。

テーブルの上は書類とパソコンが広げられていた。

「ごめんね。さっき仕事の連絡が入っちゃって」

「大丈夫です。お気になさらず」