美的センス皆無の私にとって、とても難しい問題に直面していた。



さてはてどうしたものやら…。



うーん…と考え込んでいると、廿楽くんも絵が完成したのか色を選び始めた。



廿楽くんはどんな絵を描いたんだろう…?



ちなみに私は、用もないのに保健室に入ろうとしている生徒にバツマークを上から書いている絵にしてみた。



廿楽くんの絵は腕によって隠されているため、全く見えない。



…き、気になる。



「廿楽くんのも見せて」



「ダメ」



ダメ元で聞いてみたらまさかの即拒否。