あらかた私をびっくりさせようとして現れたに違いない。
廿楽くんって、結構イジワルだよね。
「で…どーしたの?先生にでも呼び出しくらった?」
まだニヤニヤしながら言う廿楽くんにイラッとしながらも、首を縦に振る。
「うん、実は……って、あれ?廿楽くん、なんでそれを知って…」
廿楽くんにそんなこと言った覚えないけど…?
もしかしてエスパー…!?
って、そんなわけないか…。
「知らなかった?僕、エスパーなんだよね」
普通に会話するみたいに言ってのけた廿楽くんに、私は唖然とした。
「えっ!?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…