そして、咲那の好きな人。
五月くらいに席替えで隣同士になり、そこから話すようになったそうだ。
「え、よかったじゃん。最近LINEも続いてるんでしょ?いい感じなんじゃない?」
「そ、そんなことないよ…!誘われたのだって、明日香も一緒にってことだったし、私だけ特別なわけじゃないから…」
「咲那のことだけ誘うのが気恥ずかしくて、仲のいい私の名前も出してきただけじゃない?」
「そう、なのかなあ…。悠真くんも私のこと少しは気にしてくれてるかな…?」
目をうるうるとさせて心配そうに上目遣いをしてくる咲那は、恋する乙女って感じですごく可愛い。
「告白、いつするの?」
「ええ!こ、告白なんて、無理だよ…」
「でも早くしないと、大倉くんモテるから他の人に取られちゃうかもだよ?」
「うう…たしかに…。…決めた!私、告白する!」
「うん。じゃあそろそろサッカー部終わる頃だろうし、下で待ってなよ」
「ええ!待って、今日はさすがに無理!せめて…明日!」
顔を真っ赤にしてあたふたする咲那に思わず吹き出す。
それから咲那としばらく明日のシュミレーションなどをしてから、教室を出る。
五月くらいに席替えで隣同士になり、そこから話すようになったそうだ。
「え、よかったじゃん。最近LINEも続いてるんでしょ?いい感じなんじゃない?」
「そ、そんなことないよ…!誘われたのだって、明日香も一緒にってことだったし、私だけ特別なわけじゃないから…」
「咲那のことだけ誘うのが気恥ずかしくて、仲のいい私の名前も出してきただけじゃない?」
「そう、なのかなあ…。悠真くんも私のこと少しは気にしてくれてるかな…?」
目をうるうるとさせて心配そうに上目遣いをしてくる咲那は、恋する乙女って感じですごく可愛い。
「告白、いつするの?」
「ええ!こ、告白なんて、無理だよ…」
「でも早くしないと、大倉くんモテるから他の人に取られちゃうかもだよ?」
「うう…たしかに…。…決めた!私、告白する!」
「うん。じゃあそろそろサッカー部終わる頃だろうし、下で待ってなよ」
「ええ!待って、今日はさすがに無理!せめて…明日!」
顔を真っ赤にしてあたふたする咲那に思わず吹き出す。
それから咲那としばらく明日のシュミレーションなどをしてから、教室を出る。