ねぇ


貴方は何故、


追いかけてくれないの?


あたしはゆっくり歩いてる…


でも貴方は、


ずぅっと遠くを見つめて手を降るだけ。


何のために


あたしは歩くの?




それは、


貴方と一緒に並んで歩くため。


『待って』と言ってくれるのを、


じっと待っているだけよ?




もしかしたら貴方は


それでも“偶然”と笑うかもしれない。


それでも“奇跡”と喜ぶかもしれない。


そんな人生


あたしが変えてみせるよ。


どこまでも





どこまでも


笑って家に帰れるように。



by 唯子