思わず抱きつく。
ここが1年の教室だと言うことをも忘れて。
―ギュゥゥゥ
「先輩…、わかりました。」
「だろ?」
「貴方の好きになっってしまった人」
「それは…?」
「あたしだったんですね?」
「そ♪」
「ずーっとだぜ?答え教える前から♪」
…えぇっ、
あのときよりも前から??
「えっ、でも…なんで教えてくれたの?」
あたしはもはや、敬語は使わない。
「…きまってんじゃん」
「なんでよ?」
「お前と話すチャンスが欲しかったからに
きまってんじゃん」
「嘘~…、その後、事故に見せかけてKissしたじゃん」
前にKissされたこと、実は事故じゃなかった。
仕組まれたことであった。
「それは…」
…それは?
なんなのさ~…、気になるじゃんか~。
貴方の第一印象は“強引”よ?
「…我慢できなかったから///」
「へっ…、あたしが欲しかったの?」
「うん…。」
う、うんって…可愛いっっっっ!!!!
こっちが我慢できまセンッ