あたしだって、
心の中じゃ惚れてたかもしんない。
優しい瞳、暖かい心…
それにも惹かれてたよ。
「…理玖先輩、… …
… あたしも、
… そう思います♪」
―ちゅ
「唯子…?!」
不思議だね、なんだか今は
恥ずかしくないや。
どこで出会っても、
いつかは絶対言ってたかもしれません。
何回言っても言いきれない、
何を言っても伝えきれない、
この気持ち。
「だから~…、
好きなんですっ
大好きです!」
―大人になっても変わらない。
貴方への思いも、
あたしの気持ちも…――――。
だからね、先輩。
いつまでたっても
貴方のファンです。
信じなくてもいい、関係ないって言われてもいい、
あたしの気持ちはこれですから。