「や、絶対そーでしょぉ?」

「違います~!!!!」

「嘘だぁ~」



本当…

ではないけど…


「理玖先輩…」


いつのまにか、

声に出てたみたい。




――――ぎゃは。


「え…、“理玖先輩”って誰ー?」


やはり感づいたか… ;;


「え、えええ、えーと…」


焦りまくり…

ここはもう、言うしかない…か。



あたしは決心した。

理玖先輩との今日のコトを


陽香に言う、って。



「実は…」

「実は、何?」










あたし…っ






なーんてすぐには、

言えやしない。




もー、助けてよぉー