「なあ、早坂ってさ」
「っえ!?」
必死に頭を働かせていた中、急に名前を呼ばれて変な声が出てしまった。
だけど桐谷くんは何も気にしていないのか、そのまま話を続ける。
「服、かわいいよな」
「え!?」
急に褒められて、それもかわいいと言われて、また変な声が出てしまう。
「や、早坂って好きなもん意外なものばっかじゃん。コーラが好きだったり、ジェットコースターが好きだったり」
「え、あ、うん、そうだね……?」
「だから服も、すげえロックなやつとかが好きだったりすんのかなって思ってたんだけどさ、全然違ったから」
「あ、ああ……なるほど……」
そういうことかと納得する。
『かわいい』というのは『ガーリー』という意味だったのか。
意味がわかってすっきり……安心した。
なんだか少し残念な気持ちもあるけど、ぷいっと見ないふりをする。
たしかに今日の服装は桐谷くんの言う通り、かわいいに重きを置いたガーリーなコーデだ。
「っえ!?」
必死に頭を働かせていた中、急に名前を呼ばれて変な声が出てしまった。
だけど桐谷くんは何も気にしていないのか、そのまま話を続ける。
「服、かわいいよな」
「え!?」
急に褒められて、それもかわいいと言われて、また変な声が出てしまう。
「や、早坂って好きなもん意外なものばっかじゃん。コーラが好きだったり、ジェットコースターが好きだったり」
「え、あ、うん、そうだね……?」
「だから服も、すげえロックなやつとかが好きだったりすんのかなって思ってたんだけどさ、全然違ったから」
「あ、ああ……なるほど……」
そういうことかと納得する。
『かわいい』というのは『ガーリー』という意味だったのか。
意味がわかってすっきり……安心した。
なんだか少し残念な気持ちもあるけど、ぷいっと見ないふりをする。
たしかに今日の服装は桐谷くんの言う通り、かわいいに重きを置いたガーリーなコーデだ。