「目立ってたよ。リュックにでかい名前書いて電車の中で寝てるし…それに、電車の中で気分悪そうにしてる人いたらすぐ助けるし。」 え…、いつの話…? そんな前から、私の事知ってたの…? 「ふっ、もしかして竹石くん私の事観察してたなー?…なーんちゃって」 はははっ、と笑う私に竹石くんは、私の頭にポンと手を置いて