先生の話を聞いていたのか、休み時間になると早速、幸奈が話しかけてきた。 「花…あんた何点とったのよ…。」 「絶対誰にも言わないでねっ、!ろ、6点。」 「はぁっ!?6点!?花、あんたよく今まで赤点取らずに頑張ってきたねぇ…。」 「幸奈っ!声が大きいよっ!!」 「それは、第2回があってもおかしくないわ」 「幸奈だけは、味方でいてよぉ…。」 「あんたのためだ、頑張んな!」