「ははぁーん、さては昨日、竹石君となんかあった?」


なんて、楽しそうに笑う幸奈。


ごめん幸奈。


あなたが思い描く恋物語は、ありません。


「何もないよ。ただ、勉強教えてもらっただけだから。」


「えぇ!!!????」


「え?どうした幸奈。」


「何が、ただよ!?勉強から恋に発展していくんでしょ!?」

勉強から…こ、恋ぃぃぃぃいい!?