「玲衣おはよう」
「涼君!おはよう」
挨拶を返して涼君と並び学校に向かう
私は須藤 玲衣。平均よりも少し背が高く胸の所まで髪の毛を伸ばしている何処にでもいる高校1年です
隣にいるのはクラスメイトの佐伯 涼君。身長が高く茶色く髪の毛を染めている
涼君とは中学の時から一緒で数少ない友達の1人…
「そうだ玲衣、放課後に何処か行かないか?」
「行きたい!でもいいの?涼君、他の人と寄らなくて」
「ああ。俺は玲衣と行きたいからさ」
「そっか!放課後楽しみにしてるね!」
何処に行くんだろ?楽しみだなぁ…
そう思いながら凉君と話しながら学校に向かう
「あっ、そういえば凉君さ昨日また告白されたんだって?OKしたの?」
「フった。もし付き合ったなら昨日、連絡するし放課後何処か寄るかって言わない」
「そっかー。何で誰とも付き合わないの?」
凉君は誰にでも同じ様に接し身長も高くカッコいいから凄いモテる
けど誰とも付き合わないし絶対にフる
何でだろ?
「何でって言われてもな…。もし付き合ったら玲衣と一緒に出掛けれないだろ?だから断ってるだけ」
そう言ってくれるのは嬉しいけど…
「でも彼女欲しいでしょ?」
「いらない」
即答で言わなくてもいいのに。
「俺は玲衣が…」
「っはよ」
凉君が言いかけた時に誰かが後ろから挨拶をして教室に入って行った
「雪斗おはよう」
「神山か…おはよ」
私と凉君が挨拶を返しても雪斗は何も言わずに他のクラスメイトと話始めた
神山 雪斗は今年初めて一緒のクラスになった