あれ?
気がつくと
丸い球体が中心にある部屋にいた
棚の中には青く光る四角い物が並んでいる
『アース』のポスターがカベに貼ってあったまだ若いヤンチャそうな金髪の少年が真っ赤な髪の金色の歯の女性と肩を組んでいる
これてアース結成の時のよね?
この赤髪はテキーラさんだし
『あたしさあ顔いじりまくってるの。歯はねえ悪やってた時に失くしたんだ。』
ハスキーな声が聞こえた?
いないよねテキちゃん?
回りを見渡しても目立つ赤髪はいない
次のはロングヘアーのトウマの左右にまぢ目そうな茶髪の少年とピンクの髪の少年
ピンクのほうはヒーちゃんだ
ポスターは中に浮いている良く見ると青い四角い物はCDだ
歩いて行くとステンドグラスの中にはめ込まれた幼い少年の写真、まわりには無数の女性のオブジェがある空間に見慣れた姿が立っていた
腰まである髪、髭には白髪がまぢっている。
トウマ、私の父だ
「ここどこ?なんでそこにいるの?」
「アリアどうしてここへ?俺も何でいるのかわからない気づいたらここにいた。歩き疲れたから休んでいるんだ。」
変な空間?耳をすますと声が飛びかっている
青い空間に金色のだいに乗った玉1つ
見上げると女の子がこちらを見ていた
栗色の髪に真っ白の肌
綺麗な子だけどなんだかゾクっとした
「あんたにパパは渡さない。あの人達といなさいよ!」
球体が光、私はその中にすいこまれていった
「ひめ!しっかりしてひめ!」
この声はテキーラさん?
「テキちゃん姫が壊れるから。」
聖さんの声だ
「あっペッタンコ、聖さん。」
テキーラさんの笑い声で今度こそわれに返り危なく唇にキスされそうなところをかわした
「イタタなにも殴らなくてもいいじゃない。」
銀髪に青髪のみためお姉の男性があごをさする
さっちゃんの小屋だな
天井には小鳥用のオモチャそしてミューミュー子猫の声
「二人ともなにやってるのよ。」
さっちゃんに抱えられてベッドにもどされた。