それから少ししてレイジさんから連絡が来た




『連絡きたか?』




『はい…来ました来なくていいって…』





『そっかよかったな』





『ありがとうレイジさん…俺』




俺の言葉を最後まで聞かずレイジさんは言った






『ナイト…彼女大切にしろよ…

お前もいつか…この世界から抜けろよ…

お前にはもっと違う幸せがあるはずだよ』



『え…』




『お前は俺と似ている様で違うからな…

大切なもんがちゃんとあるだろ…

今はまだ無理でもいつかきっと幸せになれよ』




『はい』



レイジさんは笑いながら電話を切った