白鷹楼side
バンッ!
「たーかーやー!!!」
んだよ、朝っぱらから、
今、大声を出したのは理玖だ
でも、普段何があっても落ち着いてる理玖が
慌ててるってことは……。
「大変や〜。1階に白夜が来とんやけどー!まだ決闘の日ちゃうのに」
「はぁ?ちょ、嘘だろ?」
俺は慌てて、まだ眠たい体を起こす
ひろきもなにか慌ててる様子だ
「敬也、本当だって!白夜の総長が来てるんだって!早く降りないと!白夜の総長は気が短いで有名だから」
「ひろきまで……。はぁ、わかったよ行ってくる」
「きぃつけーや?もし、ケンカが起きそうなら言うてくれ!すぐ助けに行くから」
「分かった、ありがとう」