「え、……ちょ、……しょ……た……くん?」
え?急に慌てだしたぞ。
「はぁ?真琴。ここで何してんだよ!ゾロゾロと」
「え、……いや、……これは、……ねぇ?」
明らかに動揺してるよ
「この集団私を呼び出して、殴ろうとしてました」
私は事実を言っただけなんだけど、顔が怖い
そんなに好きな人には愛想良く見られたいのかね?
「ふーん!じゃあ人をいじめるあんたらは好きじゃないって俺が言えばどうなる?」
「え……。」
「あんたらみたいなギャル、俺好きじゃないんで!好きでいたいならその格好やめてくれねえか?」
行くぞ、まゆりと言って私の右手を握って歩き始めた