「ゆい…が……?どうしたの?」

私は放課後、化学準備室にきていた

で、唯牙が何やら元気なさそうだから来てみたんだけど

「いや、学校でこうやってこそこそ会うこともなくなるんだなって思ってさ。いや嬉しいことだけど、まゆはもう高校卒業するのかって思うと寂しくなって!」

唯牙って可愛いところあるよね

「じゃあさ…こうしたらいいんじゃない?」

私のめざしてる大学は家から遠いからどの道家を出て、一人暮らしをすることになってるから、どうせなら、という提案を唯牙にしてみたら

「それもあったか!まぁ、卒業したらもう隠すことも無くなるもんだな、わかった、卒業したらまゆの親に話してみる」
















"卒業したら一緒に住もう"