そして、寿司を食べ終わると私と翔太お兄ちゃんは

「もう、おなかいっぱい」

「ははっ、やっぱ双子やな!ハモってるわ」

理玖くんのその言葉で白鷹楼は一気に笑いに包まれた

お姫様でもないのに、気軽に白鷹楼に遊びに来れるってところがすごいと思う

私が白鷹楼でゆっくりしてると、突然私のスマホがなった

「あ、唯牙に呼び出されちゃった。、ごめんね?あ、白鷹楼まで来るみたい」

私が言うと、敬也くんは申し訳なさそうに

「え、約束してたのか?」

「今から来れる?だって、そして、私が白鷹楼にいるって言ったら、ここまで来てくれるらしい」

「そうなのか、俺の事は気にせず楽しんでこい。俺はその辺で適当に時間つぶしておくから」

「ありがとう…翔太お兄ちゃん!」

私と本当に双子なのか、疑いたくなるけれど、本当に私のお兄ちゃんなんだなって
実感した