「まゆが、なんで白鷹楼に連れてこられたのか謎らしい。川嶋、説明してやってくれ」

「あぁ、実はな……」

えっ、いいの?と言うか、そんなことがあっていいの?

「俺は、卒業まで白鷹楼の幹部になったんだ

幹部が2人だけじゃ、何かあった時連絡できねぇとか困ることがあるからって、本当はダメらしいけど、特別にな

もし、2人とも、襲われて、連絡ができない場面に出くわした時に、対抗できるようにな」

白鷹楼の方が一番狙われやすいのに、大丈夫なの?

「まゆ、俺んち極道で鍛えたかったら俺のところで鍛えればいいし、俺の家をたまに避難場所として、使ってくれ、家の人にも話は通してあるから!」

私が知らない間に、そんなに話が進んでいたなんて、

なんて、暖かいのだろうか