「えっ……まゆちゃんとさ、ささ、さ朔間せんせ?なんでこんなとこにおるんや?

つーか、彼氏って…たかや、しっとたん?」

あーぁ、白鷹楼の中でも、特に一番厄介な人に

見つかっちゃった

「俺は知ってた。でも、言ったら俺自身もみんなも苦しいと思って、黙ってた」

「さっき、見て見ぬふりって言ってたけど、こういうことだったん?」

まぁ、いつかはみんなの耳にも、渡ると思ってたんだよね
でも、こんな形で早く見つかるなんて

「あのさ、ここで話すのもなんだ、白鷹楼におじゃましていいか?」

『…朔間さんがいうなら…』

ってことで、私は唯牙の車で、みんなはそれぞれのバイクで白鷹楼に向かうことに