「唯牙、見てみて、うさぎのぬいぐるみ!」

「可愛いなぁ、欲しいのか?」

「どうしようかなー?」

「買って、まゆの部屋に飾れば、もっと可愛くなるんじゃないか?」

「じゃあ、買おうかな」

そういえば、さっきなんか白鷹楼のみんなが見えたけど、私たちのことバレてないよね?

なんか、翔太お兄ちゃんもいたような気もしたけど

気の所為だよね


「まゆ、俺はこれにするよ」

と言って、唯牙が見せてきたのは、バイクのキーホルダーだった

「かっこいい〜」

「もう、何年バイクに乗ってないかな?

あの時は楽しかったよ」