「まゆ…」

「だからなのかな?施設で再会した時に、どこか懐かしさを覚えたの。お母さんのお腹の中で一緒に過ごしてきたから」

「まゆ、もうわかった。無理に喋らないでくれ。事情はわかったから」

「唯牙…うん、わかった」

そういえば、私をデートに誘いに来たって言ってたけど、何も準備してないや

「唯牙?デートに誘いに来たって言ってたけど、どこ行くの?」

「あー、たまには家で過ごさないか?

今日は映画じゃない、ドラマDVD持ってきたんだ」

「そうなの?」

私はあの言葉で少し、気分が落ちてたけど、唯牙に話したらどこか気分が晴れていくのがわかった

「何みたい?」