「え?そう?気のせいだよ」
やっぱり、先生であり、彼氏だね
彼女の少しの変化でも気づくなんて
「飲み物…なんか用意…」
飲み物、なんか用意しようか?っていようとしたら、突然唯牙が私を壁まで追いやって
「やっぱり、空元気だな。何があった?」
左手を壁に付いて、右手は私の顎を捉えてる
「いや、あの、ま、まずはリビングに行こ?ここ玄関だし、誰かに聞かれたらまずい」
ってことで、リビングのソファに座ると、
「それで?なんで空元気なんだ?まゆが元気じゃないと、俺落ち着かない」
私は、重たい口を開くと
「実はね…」