「そうか、良かったな、天明屋が同じクラスで」
「うん!みんなが察してくれたみたいに
同じクラスにしてくれたの、嬉しかった」
「まゆ、話してくれて、ありがとう…俺の方こそありがとう…杉咲花に来てくれて」
俺はまゆを抱きしめながら、そう呟くと
「良かった〜。高校卒業したらさ、唯牙の部屋に住もうかな〜。親にもちゃんと話さないとね」
「そうだな…。俺の親にも、認めてもらわないと」
俺の親は、医者をしているが俺が教師を目指したきっかけは、ある人の言葉からだった
「朔間…お前、本当に親の言いなりにつもりか?お前がこのまま、親の言う通りしていたら、自分の気持ちが落ち着かなくなるぞ。
1回、全て投げ出してもいいんじゃないか?」って
あの、先生…元気かな