そして、時間は夕方5時半になった


そろそろ、帰るかって時に……現れたのだ


そう、私を産んだ後、消息を経ったお母さんが


「あれ、まゆじゃない…久しぶりね?そちらは?」

えっ?嘘でしょ?なんで今になって…

「おかあ…さ…。」

私はいても立っても立ってられなくて、唯牙の手を離して、その場から逃げた

「まゆ…!?」

「あらあなた…は彼氏さん?悪いわね、邪魔したわ。またねってまゆに言っておいてね」

「あ、ちょっ、」







「はぁ、はぁ…。なんで…。今になって…」

「まゆ!」

「ゆい…が…」